平成29年3月2日
山彦の滝 踏査のまとめ
1 実施日時 平成29年3月1日(水)現地9:30-11:00
天候 晴れ
2 参加者 NPO法人えんがぁるジオ倶楽部 4名
NPO法人丸瀬布昆虫同好会 3名 計7名
3 報告内容
滝への取り付き路について
すでに無許可で入る人がいたようで、踏み跡が認められた。
そのため、スノーシューの必要がなく、滝下まで行かれた。
滝周辺の安全について
滝の右崖に最上部に1本 そこから5メートルほど下に1本の倒木が横たわっている。
滝について
滝は外側が全面結氷しており、氷結径4メートルの外観中間部分に亀裂が横に走っている。外観下部は径10メートルほどに広がっており、裏見の部分は壁面まで1枚氷の状態である。大変滑りやすい。
滝壺部分は正面より人間がしゃがんで入り込めるだけの穴が開いており、中は径5メートル、高さ3メートルほどのインディアンテントの内側のようになっている。真ん中には落下する水が認められる。滝壺の深さはひざ下ぐらいである。この様子は外からは見ることができない。
4 3に対する提言
について
今後雪解けとともに入るであろう見学者のためのルート整備が必要である。
について
雪解け後に早い時期に
・少しずつ切り落とす
・ロープなどを使って引きずり落とす等の方法で、除去する。
について
現在は、まだ崩れる心配はなさそうだが、見学者の安全を確保するためにも、氷の解け具合や氷柱の崩壊などの定期的な観察が必要である。
5 その他の提言
整備の視点から
裏見部分に残る祠など散乱しているものの片づけや修理に必要。
滝上部からの安全な見学場所の設置
周辺の木々の名称がわかる木札の製作と設置(わくわく自然教室の活動として取り組む。)
6 活動財源
・ふるさと納税の利用
・見学者への環境保全協力金の要求
・e水プロジェクトやトムソーヤプロジェクトへの応募