えんがぁるジオ倶楽部について（ＮＰＯ法人申請文より）

 

設立趣旨

 

　　目　的　　この法人は、白滝ジオパークのガイド活動を通して、町内外の

　　　　　　　　　　人と人との 縁(えん)をつくり、育て、生かし、　

　　　　　　もって遠軽町まちづくりの推進に寄与することを目的とする。

 

　　背　景　　遠軽町において、少子・高齢化、過疎化、それにともなう活力

　　　　　　の低下は、 喫緊の課題である。また、町民のジオパークに対する

　　　　　　認知度も、既に６年が 経過しようとしている今、十分とは言えな

　　　　　　いのが現状である。

　　　　　　　 一方、遠軽町それぞれの地域に展開されているジオサイトにつ

　　　　　　いては、 その魅力を伝える人たちがおり、各依頼に合わせて個々　　　　　　

　　　　　　で活躍している。

　　 発　起　　そこで、これらの人たちをネットワーク化し、互いに協力し合

　　　　　　い、さらに 新たな仲間を増やしたり、新たな視点でジオサイトを　　

　　　　　　見直したりすることを通して、遠軽町がこれからも持続可能なま　

　　　　　　ちとなることを願い、本組織を設立した。

　　 法人化　    その際、法人格としての組織構築を踏まえ、協力頂ける方を　

　　　　　　募ったりったりたり、地域おこし、まちづくりに関する助成等を

　　　　　　利用させて頂いたりすることにより、活動の人的物的な拡充につ

　　　　　　ながると考え、ＮＰО法人として申請するものである。

 

 

申請に至るまでの経過

 

　　　　平成２２年

　　 　　　　白滝ジオパークは、白滝地区にある国内最大級の黒曜石産地と、

　　　　　　遠軽町全体の動植物や歴史、産業などの幅広い分野を対象に日本

　　　　　　ジオパーク委員会から認定された。

　　　　平成２６年

　　 　　　　再認定審査があった。その際、改善すべき課題のあることを指摘

　　　　　　され、条件付き認定として、期間を２年間とされた。

　　　　平成２７年

　　 　　　　指摘された課題の一つが行政サイドに任せてしまった点であった

　　　　　　ため、町では協議会の再編を行い、官民一体となった新たな協議

　　　　　　会を立ち上げた。その諮問機関として「ワーキングチーム」が構

　　　　　　成された。

　　　　平成２８年

　　　　　　ワーキングチームの協議の中で、民間主導のガイド組織を構築し

　　　　　　ようとする声が上がった。このガイド組織が平成２６年に日本ジ

　　　　　　オパーク委員会より改善すべき課題の解決策の一つとなりうるも

　　　　　　のと考え、同10月にガイド組織「えんがぁるジオ倶楽部」を発足す

　　　　　　るに至った。

　以上の趣旨をご理解いただき、御寄附をお願いするものです。

　ご連絡くだされば、お伺いいたします。よろしくお願いいたします。

 

　

　　　　　　　えんがあるジオ倶楽部　　　代　表　　矢　木　　優